@ 2015-06-13 07:14:30 |
通報 |
>結華
……迷った。
(周囲を見渡すと、この世界ではもはや見慣れた一面の木々。いい加減、この光景にもマンネリだと散歩がてら世界を散策しようと試みて外へ出てきた。しかしどうだろう、未だ慣れない世界を現実逃避のように呆然と眺めていてたどり着いたのはどこかの景色でもどこかの街でもでもなく。上記を呟き、自分の現状をわざわざ声に示せはやや大袈裟に息を吐き出し。やはり慣れないことはするんじゃなかったと遅すぎる反省と後悔を連ねながら、せめて目印になるものはないかと森の奥へ奥へと進んでいき。さて、誰かいないか、それとも何かないかと探していると、不意に見えてきたのはひとりの人間。どこか浮き足立ったようなその姿に自然と不安は募るが、この際なりふり構っていられないだろうと一人頷けば、相手に近づいていき「……なぁ、あんた。ココが何処だか知ってるか?」と尋ねて)
(/絡ませて頂きました! どこか可愛らしい雰囲気の娘様にこんな無愛想な奴が絡んでいいのかと思いましたが、何卒仲良くしてやってくださいませ。よろしくお願いします!)
>クリア
……信用なんか出来ない。会ってまだ、一時間も経ってないやつに、信用なんかするわけないだろ。
(我ながら薄情な人間だと思う。肩に手を置きふざけた様な問答を繰り返す相手をどこか不安げに見つめつつも、言動さえ除けばこれは相手なりの心配と捉えられる。脳はこんなにも冷静に処理をしているのに、言動と気性がそれを許さず。口を突いて出てくるのは暴言ばりの言葉ばかりで相手を傷つけることなんか考慮していない。そんな自分が嫌で、強く下唇を噛みどこか噛み締めるようにするが、相手に差し出されたその手と相手の瞳を交互に見れば再びその唇の力を弱めて。「……でも、俺には今。あんたしか頼る人がいない。俺は変える場所も、これからどうすればいいのかも分からない……。あんたを頼ることしか、俺には出来ない……」我ながら図々しいと思っていても事実であり。こんな自分でも相手は此処を案内してくれるだろうか。そんな浅はかなことを考えながら、差し伸べられた手にゆっくりと自分の手を重ねては静かにその手を握って)
トピック検索 |