>桐くん >30 ──桐くん、それ反則級や。( 手の感触を通じて伝わる鼓動に、先程より更に頬を朱に染め、お手上げと言わんばかりに眉下げてはにかみながら言葉を零し。ほんの少し名残惜しそうに離された手に視線遣った後、「 なあに、ちゅーしてくれへんの? …焦らした割に意地悪やね。 」視線上げてちらりと相手見詰め、優しく頭撫で遣り。 )