インスタントカップル　BL

(/お久しぶりです…！お優しいPL様に感激と感謝でいっぱいです。そして迷ったままにしていた自分が本当に情けないです、申し訳ありません…。
それでは前の続きから絡ませて頂きますね！こんなどうしようもないやつですが改めましてどうぞよろしくお願い致します…！！)


(平静を装いながらも実際は相手の返答を気にしていた自分。そのためか途中で言葉を切られたことへ不審感と不満を抱き、続きを催促するように相手の言葉を繰り返しながら振り返ったものの、そこには躓きでもしたのだろう此方へと倒れ込んでくる相手の姿があり。予想外すぎる出来事に倒れてくる相手を支えてやることはおろか、ただ驚きに目を見開いて「は…ッ！？」と情けない声をあげるだけ。そのまま相手と一緒になって後方の床へと倒れこんだことで打ち付けた後頭部にジワリと鈍い痛みを覚えながら薄く開いた眼前にあったのは相手の顔。今ある状況を冷静に把握するよりも先に幾度と重なり合う相手の柔らかな唇の感触のほうが感覚として優先されてしまい、状況も読まないままキスへ移行したことで上がり気味になっている呼吸も、床へと倒れこんだ時の後頭部への衝撃によって反射的にうっすらと浮かんできた目尻の涙すらも気にはなっておらず。それまでただ無我夢中で相手の唇を受け入れ、その感触に心地よさを覚えていただけだったものの、聞こえてきた相手の声に荒い息をつきながら普段よりも力無く目を開き。涙のせいで若干視界が歪むものの、そこへ映る相手の姿にキスのせいか熱っぽい視線と表情で見つめ、体勢的に可能な限りに上体と首を起き上がらせて相手の唇に自分のそれを近づけて催促するように顎を上げて主張し)
いい、よ。俺も待てないから…早く。