主 2015-05-29 19:06:23 |
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(相手は冷静さを取り戻したのか力が弱まりそのまま手が放れて安心するも通常なら絶対に相手の眼を見て話してくれるのだが己と視線は重なることはなくてそれが逆に心配の種になるがただ単に調子が悪いのだと腑に落ちないが納得せざるを得なくて。肩から落ちそうになった鞄を背負い直し「お邪魔します」と恐る恐る告げてから誘導されるがままにフローリングの床を歩き続けリビングへと到着しては相手に続くように入室して。先程の件もあり隣ではなく真後ろで歩いていて柔らかさの件について質問されると恥ずかしがることはなくただ伝えればいいだけのことなのだが己の方が先程の件についてかなり気にしてしまい払拭するように軽く頭を左右に振り一歩足を前へと出して動くも自宅以外の家へ上がるのは初めて緊張しているからか珍しく声は僅かに震えているも「それは、先輩の方が…っ、わっ!!?」なぜだか両足が絡まりそのまま立っていられなくなり鞄がフローリングの床へ投げ捨てられ、前屈みになるようバランスを崩すと瞼を閉じ近くに相手がいるので巻き込むという形で床へ倒れ込み。暫くしてゆっくりと瞼開くと眼前という至近距離に相手の端正な顔が視界一杯に映っていて唇がなぜか柔らかい、と感じ動かすとキスをしている状態だと気づき、現在の状況を冷静になって考えてみると己は相手をフローリングの床へ押し倒すようにして床へ倒れ込みその反動で偶然にも唇が重なってしまったという結論に至ると直ぐに身体から放れるべく動こうとするもやはり柔らかな唇には勝てず偶然とはいえ押し倒してしまっているのを良いことに相手の両手を両手で掴みそのまま指を絡ませるようにして握り合えばそのままゆっくりと床へ優しく手を押し付け、学校の時とは違い優しくも相手の唇を味わうように幾度となく唇を押し付けるように重ね合わせ時折「弓弦…っん、はぁ…ッ」と相手の名を呼び吐息がキスの合間に零れつつも止まることはなく欲望のままにキスは続き握る手に力が加わってそれだけ相手を求めていると表しており今度は舌で相手の歯列をなぞると舌を絡ませたいのか一旦唇を放しキスだけで蕩けてしまったのかトロンと蕩けるような熱い視線で相手を見下ろし早くキスしたいのか急かすように舌を見せつけて)
弓弦……弓弦とディープキスしたい。舌を絡ませていい…よね?ほらっ…はやく!俺……待てないよ。
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