土佐人 2015-05-26 05:15:51 |
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----そういう新堀さんの地道な努力が『仮面ライダーアマゾン』の抜擢に繋がったんだと思いますが、あれはどのような形で決まったんですか?
あのときも師匠の高橋さんが推してくださったんです。「新堀も良くなってきたし、試しにやらせてみよう」と。それはそれで有り難かったんですけど、最初に聞いたイメージが「バッタではなくイモリのようなスタイル」「地べたをはいずるように動く」「殴る・蹴るのではなく、引っかく・噛みつく」といった感じでね。これまでの仮面ライダーとは全然イメージが違うわけですよ。だからと言ってそのまんまやるわけにもいきませんし、自分としてもかなり迷いながらポーズを作っていきました。
俺は身体が柔らかかったので、アマゾン独特の足を広げる構えはあまり苦になりませんでした。中屋敷さんからも「お前は低く構えても絵になる」って言われましたよました首と手が長くて、胴が長かったからなんでしょうけど(笑)。
(略)
----すでにその頃から後進の育成に当たってらっしゃったんですね。ちなみに2008年には仮面ライダーアーク役として-17年ぶりにスーツアクターに復帰されましたね。
いやぁ、本当はウチの矢部(敬三)がやる予定だったんですけど、舞台の都合でどうしても無理だということになってしまった。それで冗談半分に「何でしたら俺がやりましょうか?」って言ったら、「え、やってくれるんですか!?」という話になってしまって……。まさかこの歳でまた仮面ライダーに入るとは思ってもみませんでした。
(略)
ただ、アークの変身前を演じている堀内健くんがアマゾンの大ファンだったらしくて、撮影の合間にはその話で大盛り上がり。おかげでリラックスして演じることが出来ました。
漫画『仮面ライダーSPIRITS』15巻 巻末特別インタビュー 仮面ライダーアマゾン スーツアクター役 新堀和男 より
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