土佐人 2015-05-26 05:15:51 |
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(コンボイとラチェットはミッション遂行に気をとられて気づいていなかった。月の表面を三体のディセプティコンが追いかけてきていたのだ。動物の形態をとった三体のドレッドは、岩陰や尾根の陰に隠れて移動していた。月へ出発するときにドレッドたちはロケットの表面にへばりついてきた。そのとき気づかれてもよさそうものだったが、結局気づかれなかった)
(幸運もあった。センチネル・プライムの重量がわからないため、人間たちは燃料にかなり余裕を持たせていたのだ。そうでなければ、跳び乗ってきたディセプティコンたちによって重量オーバーになり、アトラスXは軌道に到達できずに大気圏で燃えつきていたはずだ。登場人物は全員死に、話は悲劇的結末までに進行せずに終わっていただろう。しかし打ち上げは成功した。だから話も続いた)
ハヤカワ文庫『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』月----数日後 本文 より
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