土佐人 2015-05-26 05:15:51 |
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ケネスは、助手席からたつと、その青年が走ってるあいだから、どなりはじめていた。
「敵のモビルスーツは、みんなガンダムだと思えっ!蹴とばしたくらいで、敵のモビルスーツの戦意が、喪失したと思うなっ!なんでとどめを刺さなかった。相手のパイロットが、意気地がなかったからいいようなものの、今度もあれなら、ペーネロペーは取り上げるから」
「ハァッ!」
立ちどまってパッと敬礼をする若者に、ハサウェイは、なるほどと納得した。ロクに経験のないパイロットが、新型車を使えば、自信過剰になろうというものだ。
小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』14 ヤングパイロット 本文 ハサウェイ・ノア ケネス・スレッグ レーン・エイム より
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