半喰種少年と半喰種少女【募集】

あの……すいません、グールですか…？
（相手の人懐っこい笑顔を見ればサンドイッチを食べている相手に小さな声で顔を少し近づけて聞いては相手の反応を伺うために顔を見て


（了解です！）

……違う、けど
(サンドイッチを飲み込んだ後そう返すも、明らかに反応に差があり、何よりも目が泳いでいて、)

(/ただいまー)

あ…えっと…大丈夫ですよ。ここはグールが集まる店ですから
（明らか目が泳いでおり、相手が警戒しているようなので相手を安心させようと少し苦笑いしながら言い

（お帰り～）

でも、私は喰種じゃない
(半喰種であることを気にしているのか、俯いて「人でもない」と付け加え)

(/髪短いけど髪の毛の量が多いから大変なんだよね…)

僕と一緒ですね
（相手の言葉を聞けば自分と同じグールが居るんだと思えば苦笑いしながら頬をかき

（短い…肩ぐらいまで？）

嘘、君もなの!?
(相手の言葉に驚きを隠せない様で、興奮気味に「食事はどうしてるの?」と詰め寄り)

(/襟足くらいまでかな)

あ…えっと…
（相手の興奮した言葉が店内に少し響くとビクッと反応してしまい、店内を見渡すと他のお客が此方を向いており。トーカちゃんにも睨まれると少し苦笑いしてしまい。「食事は…専用の角砂糖とコーヒーかな」と小さな声で答え

私にも、それ頂戴
(こちらも小声で「ずっと飢えてるの」と付け加え、我に返ったように「ごめんなさい」と謝り)

あ、うん。いいよ
（相手も自分と同じ状況を知ればポケットから角砂糖が入った袋を取り出して相手に渡して。「その場しのぎにしかならないけど…よかったら」と少し微笑み


（短いね。大抵は肩を越えてるくらいなのに）

ありがとう、大切に使うね
(つられて此方も微笑み、早速一つコーヒーに入れて飲み、)


(/髪伸ばすと絡まっちゃうんだよね)

……どうかな？
（早速角砂糖を入れて飲んだ相手を見れば感想を聞いてみて。「あ、僕は仕事があるのでまた用があったら声をかけてください」と微笑み


（癖っ毛？）

……うん、美味しい
(今までの飢えが嘘のように緩和され、思わず頬が緩み。仕事に戻った相手に手を降って、)


(/ちょっとだけだけどね)

(/返信遅れる、ごめんね)

………
（相手の側から離れると他のお客の接客をし、仕事を間違えるたびに怒られるがなんとかこなし



（俺も癖っ毛。了解！）

落ち着け……
(外の景色を見ていると、次第に目線が人へと移り)

(/男なの？)

……どうかしたの…？
（相手をチラリと見かけるとなんだか必死そうで、気になってしまい相手に声をかけて


（そうだよ？）

おいしそう……
(小さく人を見ながら呟き、相手の声は聞こえていないようで)

(そっか、珍しいね
おちるー)

不知火さんっ！
（相手の肩をつかむと意識を戻させるために少し相手を揺らして、相手の意識を人間から自分に変えようとし


（了解です、おやすみなさい！）

……ごめんね
(相手に揺らされ、はっとしたように我に返れば、苦笑いしつつ相手を見)

大丈夫ですか…？
（相手の先程の顔を見れば心配になり。「あ、さっきのサンドイッチ無理しないでくださいね…？」相手が先程食べたサンドイッチが気になり