( Fairy tale School ) bl / 人数制限

朱崎くん
...お-い、そこのプリント持ってる奴ｽﾄｰｯﾌﾟ。
(喉が乾いたのでフラフラと自販機を探しに行く途中、廊下で人が大量のプリントを渡されているのを外から目撃し、俺じゃなくて良かった。などと他人事に考えていては自販機を見つけ、一番好きな葡萄ｼﾞｭｰｽを買うとなにを思ったのか先ほどのプリント野郎の分も買い、相手が通りそうな道を行くと予想通り廊下を歩く姿が目に入り角を曲がる前に呼び止め)

茨くん
いやいや...追い掛けてねえから。眼鏡を外してるんだよっと、取れた。
(相手を起こさないように慎重に繊細に眼鏡を外していけば寝言を言い軽く動いた相手にビクッとしたが起きていないことを確信し、また眼鏡外し作業に入りやっと外し終え深く息を吐くと外した眼鏡を自分に掛けると、少し度がキツく眉を寄せ、ただ眼鏡がつけたかっただけだったので相手を起こすために鼻をつまみ)

狼崎くん
いやん、藍十こわ-い。
(石ころの飴を一旦は受け取った相手の行動にｸｽｸｽと笑いを隠さず、すぐに戻ってきた石を受け取ると人差し指を掴まれ食べると言う相手に、女の子っぽくわざとらしい言い方で返し、どうせウザがられて追い出されるんだろ。と一瞬昔を思い出し表情が曇ったが、すぐにまたヘラヘラとした顔をして)

赫映坂くん
だろ?俺にとっちゃ重要で大切な勉強なんよ。つか、もうちょっと楽しそうに笑えよ、何か怖い。
(あっさり受け入れたことにつまんなそうな顔をし、頬を掴んだままジーッと見ていれば、また同じような笑みを向ける相手に納得がいかず、両手で頬を挟みこみ引っ張ったり縮めたりと顔の筋肉を解そうと、無言で一心不乱に手を動かし)

白雪くん
ん?悪趣味に見えるのか、見てみると案外面白いぞ?ほら。
(悪趣味と言う相手に、この本の面白さをわかってもらおうと自分が面白いと思ったページを探し、蜂のページでめくるのを止めると相手に見せるように本を押し付け、蜂の巣が美味しそうだの、蜂が綺麗だの至って普通のことを熱心に語り出し)

(毒出しちゃってください...)