匿名 2015-05-21 11:51:21 |
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(足音が遠ざかってしまえば仕方なくその場に座り直す。やはり先ほどの相手の様子が気にかかってしまい微かに表情を曇らせて。結局答えには至らず単に自分の思い過ごしなのかもしれない、小さく溜息が溢れる。今回だけでなく相手はあまり自分のことを話してくれないからわからないことが多くあり、そのたびに歯がゆい思いがする。どうかもっと頼ってくれたら。相手が戻る気配に思考は途切れる。その姿はいつもとかわり無いように見え、待たされてはいないと緩く横に首を振ればおかえり、と笑いかけ。そのまま何気なく盆が置かれるのを眺めていれば、相手の白い手に微かに赤い跡があるのが目に入りとっさにその手を取って。「これ…火傷したの?」部屋から出る前には確かに無かった、とすれば茶を淹れる際にできたのだろう。相手がそんな失敗をするのが珍しくて問いかける声にも動揺が滲み。
変わる表情から葛藤している様子が見える。それでも最後には受け入れてくれるのだから愛おしいと思わずにいられない。満足そうに目を細めると、吸い寄せられるように唇が重なり。そっと触れるようなそれではもはや物足りない。一度唇を離すと逃がさないというように相手の後頭部に手を添わせ、今度は唇を食むようにして深く口づけ。僅かな隙間から押し開くようにして舌を差し入れると相手の舌を探っては絡み取る。相手の口内がどこもひどく甘く感じては息をするのも忘れて暫く味わって。そんな中、廊下から談笑の声が聞こえてくれば途端に意識が戻され、慌てて唇を離す。自分のやったことが信じられないというように額に手を当てて「ご、ごめんね…」それだけなんとか発すると恐る恐る相手の方を伺い。)
(貴方様が謝る必要は全くないんです!!
不安にさせてしまってすみません、今大反省してます。
長谷部くんが可愛くて可愛くてお返事を読むのも考えるのもすっごく楽しいのですが
どうしても打つのが遅くなってしまい、すみません…
ご迷惑をかけてばかりですが、どうぞ宜しくお願いします…!)
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