キルア=ゾルディック 2015-05-20 21:52:47 |
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ん、じゃあ投下するねー?
駄文だけど許してって、背後が(背後指差し、)
…….ん……ふわぁ……っ!?
(いつもの通り二人でホテル暮らしを続けているある日の早朝、カーテンから漏れる光に照らされてぼんやりと起床し。むく、と上半身起き上がらせては大きく欠伸をし、半ば無意識に頭を掻こうとした瞬間、いつもはそこに無い筈の柔らかい感触に気付き一瞬固まり)
おー、いや駄文じゃねぇから大丈夫だ。
…ん……どうしたんだよ……。(気持ち良くぐっすり寝ている中、いつも一緒にいる相手の驚いた声に目を覚まして。寝起きなためまだ眠気があるのか少し苛ついた声で。起き上がりながら相手の方をちらりと振り向いて)
よかったー、へへっ、これからよろしくね!(にっ、)
へっ!?う、ううん、何でもない何でもない!
(ベットの上で上半身起こしたままフリーズして暫し固まっているも、隣から苛ついているらしい相手の声が耳に届けば漸く我に帰り。びく、と肩を跳ねさせては勢いよく振り向き頭の両耳を咄嗟に両手で隠しながらどうにか平静を装おうとするものの、嘘の付けない性格故かあきらかにおどおどと慌てた様子で)
おう!此方こそ…な(に、)
……ゴン、お前何してんだ?(相手の明らかに怪しいところを目撃しては訝しげな目で相手を見て。まだ眠たい気持ちがあったが相手によって少しずつ頭が冴えては相手の両手の部分を見据え)
な、何にもしてなっ…わっ!
(バレる、と直感的に感じては少しずつ後退りながらぶんぶんと勢いよく首を横に振るも、後ろへの注意が疎かになり見事にベットから落下、背中を床にぶつけて。「いてて…」と咄嗟にぶつけた背を摩れば、必然的に耳からは手を離してしまう形となり)
…ゴン!?おい、大丈夫か!?(相手の姿がベッドの上から消えてしまっては急いで相手の方へと近付き。相手に手を差し伸べようとしたが相手の耳に生えたものを見ては「…!?み、耳…?」と驚き口を開いたまま呆然としており)
…あーっ!いや、あの…その…
(相手の言葉が耳に届いたその時、漸く耳から手を離してしまっていたことに気付き大きく声を上げては今更ながら再び耳の辺りを両手で覆ってあたふたと言葉を探し。とはいえ実際、何か悪いことをした訳でもなく思い当たる節もないのだからそもそも隠す必要もないのだが、何故だかバツが悪そうに、しゅん、として「やっぱり生えてるよね…耳…」とまだ鏡で確認もしていなかった事実を目の前の相手に問い掛けて)
……何があったかしらねぇけど…とりあえずベッドに上がれよ。(相手の耳に気付いてしまってはどうしてこうなったかなど隣で寝ていた自分には分からず。きっと何か変なものでも食べたんだ、きっとそうだと胸の中で暗示し「…耳ってか犬耳だな。」とまるで他人事のような口調だが心底相手のことは心配しており、身を乗り出すと相手を引っ張り上げて)
犬、耳…
(認めたくない、というより信じられない事実が相手の口から聞かされれば、ぽかん、と思考が停止したようにただその言葉を繰り返し。相手に引き上げられて再びベットにちょこん、と座ったことで止まった思考が漸く動き出せば、「…な、何で!?何で犬耳!?ふわふわしてるんだけど!」と、現状関係のない触感の話まで挟んでしまいつつも一応本人なりには慌てているようで)
お、落ち着けよ…!(相手を引き上げては相手の騒がしい様子には声を張り。相手の犬耳をもう一度眺めると確かに柔らかそうな犬耳だ、と認識しては好奇心が湧いたのか「…どうなってんだこれ」と相手の頭に生えた耳を触り)
うー…、擽ったいよ、キルア……?何で擽ったいの!?
(己に比べては珍しく声を張る相手に制止され一旦は落ち着き、代わりに小難しい顔をしてうーん、と唸って自分なりに悩んでいれば不意に耳に触れる相手。その手の感触が伝わり、擽ったくて身を捩るも、そもそもそれ自体が可笑しい事に気付けば、折角落ち着きかけたというのに再びパニックに陥りそうになり)
…っうわ、わ、悪い…。(相手の反応を見てはこの耳はそんな感覚をも覚えてしまうのか、と驚いては「なんでこうなったんだ?」と改めて相手の状況について相手の目を見つめながら問い。)
なんでって言われても…うーん…
(改めて問う相手にきょとりと目を丸くして見つめ返しては数度瞳瞬き、眉間に皺を寄せ腕組みして唸り出し。何か思い当たること…いつもと違うこと…と頭から煙を出しうっかりショートしそうになりながら悩み、漸く閃いてぽんと手を叩けば、「そうだ!昨日さ、キルア用があるからって別行動したじゃん?その時ヒソカに会って、林檎もらったよ!」と)
お、おう…ってヒソカに会ったのか!?(相手が考える短い間、煙が出てくるのが見えると焦りながら心配して。そしてヒソカ、という固有名刺を聞くと怪しい、怪しすぎると顔をしかめて。「…食ったんだなそれを」とまるで猫のように目を細めると相手に尋問するかのような口調で述べて。)
は、はい…食べました…
(相手の顰められた顔と尋問するかのような口調に圧倒され、些か表情引き攣らせ貼り付けたような固い笑顔で食べたことを認め。「だってー…、『美味しいよ。ゴンなら気に入るんじゃないかなー?勿論ボクも◇』って言うんだもん。」言い訳のつもりだろうが、最後のボクも◇の部分がいかにも怪しく、明らかに何か含ませているのは普通なら容易に想像できそうなもので)
………。(この空気で敬語となる相手を冷めた目で見つめると更に相手の述べた言葉で耐えきれなくなったのか思い切り息を吸って「…そ…それお前思い切り騙されてんじゃねェか!しかも◇ってなんだよ!?騙されたゴンが悪い。」とヒソカ、彼なら何でもやることは間違いない、相手の獣化を理解すると心配したように怒鳴り)
__ゴン、遅れてわりィ。忙しくて来れなかった…。まだいるか?とりあえず返事返しとくな(汗、)
えぇー!?あの林檎がいけないの!?
(相手の言葉で漸くヒソカに手渡されたものが今回の事の発端だと理解するも、見た目を完全に加工されていたこともあり本人は驚愕、といった様子で目を見開き。今回は完全に自身の不注意だったと理解すれば感情とも連鎖しているらしい犬耳も垂れ、しゅんとしながら「ごめんなさい…」と素直に謝罪して)
キルアー!(手ぶんぶん、)
よかった、また会えて!ちょっと遅れちゃったけど、よければまた相手してほしいな…?(首こてん、)
ああ。お前がそうなった理由、どっからどうみてもあいつ仕業だろ!?(相手に驚かれるのは溜め息つきそうになるが相手の性格上、早々気づかないことも理解し。「…っ!べ、別に…というか、いつになったらそれ治るんだ?」と相手のしゅんとした態度を見てはこちらも怒る気は無くなって問題をぶつけ。)
ゴン…!(ぱあ、)
ああ、勿論に決まってんだろっ!お前に会いに来たんだからな(にこっ)
お、俺に聞かれても……あ、そうだ!ヒソカなら分かるんじゃないかな?俺、探しに行ってくるよ!
(いつ治るかと問われたところで自身に分かる筈もなく。困った様子で眉間に皺寄せて暫し考え込み、はっと閃いたらしく表情明るくすればぽん、と手を叩くも、出てきた案はとても名案とは言い難いもので)
よかったー…(ほっ、)
じゃあ改めて、これからもよろしくね?キルア!(にぃ、)
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