ゴーストバスター 2015-05-10 22:45:45 |
通報 |
静岡……‼そんな素晴らしい場所があるなんて……くそ、盲点だった‼なんで気付かなかったんだろう……‼
(相手の口から鳥の話題が出るなり、パッと表情を明るくさせるも地名を聞いて口惜しそうな声音を上げ。しかし気はすっかりそちらに向けられているのかすぐに上機嫌な様子で「前に行った伊豆の動物園にいたダチョウがね、人懐っこくて可愛かったんだよー。手からおやつ貰って食べるの。あと熱海は鯵の開きゴリ推し区域だから、魚好きには堪らないスポット。」と謳い文句の如くつらつらと述べては相手の"二人だけで旅行"という言葉に満面の笑顔で頷き「いいじゃん。今度は二人きりの温泉旅行しようよ。」なんて乗り気で返し。しかし次いだ相手の様子に一度驚いたように口を閉ざしてしまい、困ったように頬を掻くと僅か顔を俯けて「別に今のままで充分だよ。……だって、俺……もう君じゃなきゃ満足出来ないんだもん。」なんて細く呟いては頬を紅潮させ、言ってる内に恥ずかしくなって来て照れ臭そうに着物の袖で顔を隠し。「あはは、確かにね。初めて飲んだ日も確か春で、鶯が鳴いてた記憶もあるし。……なんて、呑み初めが梅酒ってのもなかなかの物だと思うよ。あれなら酒嫌いになることは無いだろうし。」と穏やかに語っては何となく相手の髪に触れ、もふもふと軽く乱してみて。次いで、相手の密やかな計画に気付く様子もなくへらへらと笑み浮かべているも、己と同じくグラスを傾けた相手の言葉に「裕介くんって普段はどんなお酒飲んでるの?」と気になった事をそのまま問いつつ食を促す言葉を聞いて遠慮なく箸を取れば「いただきまーす。」とアスパラを口に運び。ゆっくりと味を楽しむように咀嚼し飲み込んでから「ん、美味しい……‼やばい、酒が進んじゃう。」なんて今にも頬が落ちそうなくらい緩い表情で述べて)
トピック検索 |