桃亜 2015-04-30 21:55:36 |
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「なぁカルマ、提出今日までのプリント、出してないぞ.」 委員長の磯貝が俺にそう言ってきた.「あぁ、忘れてた。」 と、言い返すと磯貝は溜め息をつく. 「まいったなぁ。家にあるのか?」 聞かれた俺は磯貝を困らせるように、 「うん、そうだよ.」 と言った。 「じゃあ、今日の放課後カルマの家についてくからさ。渡してくれよ。」 、、、、。 なんて面倒な奴だと思ったが、潔く認めてあげた。 さて、放課後。磯貝をつれて家についた。 「はい、これでいいんでしょ。」 とプリントを渡すと、磯貝は「あぁ」と言って安心したような顔をした。 (...磯貝ってば、心配性だなぁ。) 「磯貝。もう良いでしょ。いつまでいるの。」 「!あ、悪い悪い。じゃあ俺はそろそろ帰るか。」 ようやく磯貝が帰ろうとした、その時。 「カルマ、あのさ.…時間あるか?」 磯貝が少し健気に言ってきた。 「空いてないことは無いけど、何?」 途端に磯貝は顔色を変えて、言った。 「カルマ、好きだ。」 「……………え?」 は?何いってんだこいつ? 「時間あるんだよな?」 「いや、え?ちょっ!?」 強引に俺を押し倒す磯貝。さらには器用に俺の体に手を入れた。 「磯貝っ!?や、やめッ、、!何するの!?」 磯貝はいつものイケメンスマイルをする。 「言っただろ、好きだって。」 「っ……!!?」 (...何いってんだよ!!) そんなやり取りしてる内に、体が熱くなってきた。磯貝に触られた部分がどんどん熱く、広がっていく。 「…や…だ…ぁっ!…やめ…ろ///」 気持ち良く感じていくせいで、一切抵抗できない。さらには『もっとやってほしい』と感じる程だ。こんな自分は、嫌だ。恥ずかしい。 …でも…。いつの間にか、磯貝から離れられなくなってしまって、 (...ヤだ、助けて。渚君…!) と言おうとした口はあめぎ声にしかならなくなった。 『誰か、俺と体を助けて。』 end
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