>>如月 >>伊龍 「………ククク、これは面倒ですね、折角込めた生贄を早々に使ってしまうのは些か勿体ないですね。 此処は一旦退くとしましょうか。」 (そう言った瞬間教祖を含め、如月と交戦していた黒服の戦闘員、そして二人に倒され瀕死になっていた黒服の男達も皆、黒い絵の具のように変化し、影の中に吸い込まれるようにして消えて行く。 後に残ったのは、禍々しい魔力の痕跡と三人もの若者の惨殺遺体のみ………)