町のはずれにある小さな古いアパート「妖貸荘(あやかしそう)」まあ古びてはいるが中は広いし家賃も手頃。他に良い物件も見つからなかった貴方はこのアパートを借りることにしました。
しかし、そこであなたを待っていたのは夢の一人暮らしではなく、はたまた幸せなゆとりある生活でもなく…
『…何、お前』
「…ッ五月蝿えこっちの台詞だボ ケ!』
『…あの…』
「え、あ、人間!?めんそーれ、ゆっくりしていってね!」
『おい、此処俺の家…』
「ああ、そうだったのかい。その割には随分と家を空けてたじゃねえか」
『…ヒッ…』
「ん?…えええええ!?」
『あ、部屋間違えたかも…』
「何処へ行くんです?折角ですから遊びましょうよ』
『こ、こんにちは…』
「………………?」
『へあっ!?だ、誰…』
「…へ?あ、え…そそ、それは僕が言いたい…」
妖達との奇妙な同居生活が始まりました。
暫くレス禁