「 ─は、は。ちょ、それ何の冗談なんです? 流石に関西出身の僕でもよォ分からへんジョーク……──んッ! 」
「 嘘だったら、こんな風にキスしたりしないよね。…ごめんね、止められないかも 」
今日彼女にフラれて。ほんで、10歳離れとる兄貴の親友のこの人に色々と愚痴を聞いてもろてただけ──の、はずやった。…ん?何でこないな事になってんやろ。
「 っは、…冗談やったらええ加減に…! 」
「 ──冗談に出来ないくらい好きだから、困っちゃうよね 」
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ある日、彼女の浮気が発覚したことにより破局した高校生。彼には年の離れた兄が居り、兄には幼い時に関西から引っ越してきた頃から仲の良かった親友が居た。その親友とは高校生くんとも昔から親しくしてくれていて、相談事にもよく乗ってくれていた。彼女の浮気の愚痴を零していた時、突然告白されてしまった挙句、唇を奪われてしまって──( 続く / ? )
▷▷ 社会人な彼と、関西人高校生な僕!
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