主 2015-03-28 20:49:38 |
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>国王様
んー…私、貸本屋で働いているんです。でも残念なことに本は人を選びますから、読書の習慣がない方だったら興味も薄いでしょうね
( 目的がないと断言された上で良い店を知っているかなんて問われると、少し困ったような表情を浮かべ暫く悩み。趣味嗜好を理解している相手なら紹介することも容易いのだが、なんせ初めて会話をした仲の相手に「良い店」を教えるのは難しく。やがて口を開いたかと思えば、申し訳程度に自分が働いている店の宣伝をしまた人の良い笑みを浮かべ。しかし相手が本に関心がない場合のことを考慮して、「他にも、呉服屋、甘味処、髪飾り屋――…何でもそろっていますよ」なんて付け加え、こてりと首を傾けると相手の返事を促して。 )
(/はい!それでは本体はこの辺で失礼いたしますね)
>黒田君
えー…仕事中に居眠りは、どの立場の方であってもあまりよくないですよ?
( 彼の提案に乗り気ではないのか、やんわりと渋りつつも眠りに行こうとするその背中に声を掛け。指図できる立場でないのは重々承知、そのため「注意」と形容するには随分やわらかい口調な上に、困ったように頼りなく下がった眉が説得力を薄れさせていて。しかし彼の行動を放っておくわけにもいかず、なるべく足音を立てないように気を遣いながらぱたぱたと後を追って。)
>拾くん本体様
(/いえいえ、大丈夫ですよ!素敵だなんてそんな…。有難うございます!
了解いたしました、それではお待ちしておりますね)
>蛛ヶ崎さん
ああ、えっと…自分用ではなくて__
( 一つ一つの商品に目を凝らしながらゆっくりと歩き回っていると、突然案外近くで鼓膜を揺らした男性の声。集中していたため人が近づいてきたことに全く気が付かず、接客の為か側に寄ってきた相手を見れば小さく息を吐き。何を探しているのかと問われたのに対し上記の台詞を述べれば、ふと途中で言葉を止め考え込むようなそぶりを見せ。__なんせ自分の主は髪飾り等をつけないなんてレベルではなく、伸ばしっぱなしの傷んだ髪を適当にくくっている様な人物なため装飾品を贈っても困ってしまうのではないかと思い。「…椿油とか、傷んだ髪をケアするような商品を探していまして」なんて、随分間をおいてから付け加えては少し眉を下げながら彼の真っ赤な瞳を見やって。)
(/はい、もちろんです!それでは本体はこの辺で失礼いたしますね、ドロンっ)
>葉月さん
いえ、そんなこと…
( どこまで腰の低い__否、人の良い少女なのだろうか。あろうことかこちらに謝罪をしてきた彼女を見やると、小さく驚いたような表情を浮かべ首を横に振り上記を述べ。続いて、なかなか席に着かない此方の態度が不安をあおってしまったのだろうか、またも謝罪の言葉を述べた彼女。此方もつられて慌てたように胸の前で両手を振ると、「そんな!遠慮なく失礼させていただきます」なんて今更述べては、彼女が席を立たぬようさっさと腰をおろし真っ直ぐとその薄く透き通った青の瞳を見つめ。)
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