絢瀬 絵里 2015-03-26 18:05:40 |
通報 |
未来ねェ……
(全身を火に焼かれても生きている人物を知っている己。未来から来たと聞いても然程驚くことはなく。しかしそれが本意かどうかはわかりかねるようでそれ復唱するも相手の服装を見て納得したのかにっこりとした笑みを浮かべると)
取り合えずその服じゃ何をするのにも怪しまれるわ。一寸待ってなさい
(そういうと箪笥の中から己が普段着ているような派手な物ではなくどちらかというと大人しめの模様の着物を取り出してきて)
これに着替えなさい
(と差し出し)
(着物を受け取った相手をにこりとした笑みを浮かべた表情で見ては)
どういたしまして。私は見張りがてら外にいるから何からあったら呼びなさいね
(そういうと襖に手を掛けて外へと出ていき。後ろを向き、襖を音もなく閉める姿かつて吉原一の花魁だったことを納得させるほど優雅であり)
(/遅くなって申し訳ありません!!)
はい…あの・・・お願いあるんですけど…(お願いをするのが悪いとおもいなかなかいえずにいたが
「着物を着せてもらえないでしょうか?(自分で着物を着たことがないため相手にお願いしてみて
(全然大丈夫ですよ/
(声をかけられると襖を少し開けてその隙間から顔を覗かせて。『お願い事』の内容を聞くとふふっと小さく笑み漏らして)
勿論よ
(そう言うと相手へと近寄っていき着物を手に取ると手慣れた手つきで着付けていき。終わると相手の肩ぽんと軽く叩き)
はい、終わったわよ
いいのよ
(相手のキラキラとした瞳を見るとつられて笑み浮かべて。そんな会話をしているとノックする音が聞こえて。その後に、『……俺だ』という自身が心の底から愛している志々雄の声が聞こえてきて)
あら、お話が終わったみたいよ
(と言うと穏やかな笑みを浮かべて相手の姿を見てから襖を開けて)
トピック検索 |