一色日和/間宮椛/セシル 2015-03-22 00:15:47 |
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(>322)柘榴
…っ、お前石頭だな―
(今の頭部への打撃は予想を超えたもので、覚悟なんてしていなかったからもろに痛みは広がり。しかし冗談を言えるのだから、大丈夫なんだななんて自分の体調を考えつつ、返ってきた答えに少しだけ口元を緩めて。起きあがれば痛みに顔を顰めながら、掴んでいた手を静かに離し。「……そうか、見捨てられなくて何よりだ」一つ溜息を零しては、よっこいしょ、と立ち上がり。少しふらつくのもあるが、なんとか立てているから問題はないだろう、畳んであるコートを手に取ればそれを上から羽織り)
(>322)琥珀
―そうだな、私よりは断然若いだろう。
(地面をしゃがみ込んだまま見下ろしては小さく笑いつつ、思いの外食いついてきた相手に少し驚き。詰め寄る相手を真顔で見上げれば静かに立ち上がり「…偶然だ。出会ったのはな―、あいつは…変わらない」どこで会ったかなんて素直に言えばきっと会いに行くだろう、その姿を見て現実を受け止めることができるのだろうか、信用しているわけではないが、どこか歯切れが少し悪くなるも、僅かに目元を細めて)
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