天声 2015-02-27 02:03:29 |
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【プロローグ】
それは嵐の夜だった。スイ国王、フェレギ・ワンダー・ウォーカーの暗殺が起きた。国中は騒然。胸を剣で一刺しであったらしい。
同時刻、フェレギ王の息子である王子のレイン・ワンダー・ウォーカーは暗殺の犯人探しと国民の動揺に対処などに追われていた。
暗殺の犯人か見つかるとレインはすぐさま現場に向かうと犯人に対し『どこの国の者だ』と問うが犯人は、こう答えた『俺は"嵐の国"の者だ』と。
その国は存在はしない、犯人の悪じみた解答に怒り犯人は処刑された。しかし、その犯人の答えはその後、スイ国にとって思いがけない場所で、その意味を知らされる。
国民の動揺が消えないまま、次の日を迎える。
レイン・ワンダーウォーカーが後継者となると、同時に前国王の死が世界にしれわたった。
しかし、またスイ国に悲報が続く。ゴロ国の挙兵であった。スイ国へ向け進軍しているという。
スイ国はゴロ国への進軍に対し、フゥ国へ援軍を要請した。フゥ国とは何十年前からの同盟国。言わば兄弟国と言っていいほどの付き合い。当然、スイ国はフゥ国の援軍により万全な体勢でゴロ国へ立ち向かえるはずだった。
『国王様!フゥ国挙兵!ゴロ国と共に進軍!』
フゥ国へ向けた使者は遺体として帰ってきたのだ。援軍は出さない。我々、フゥ国はゴロ国と一体化し、嵐の国ビュウとなる。と遺体の衣服に血で書かれていた。
レインはフゥ国の裏切りに怒りをあげ二つの国に討っ手出たが、あえなく敗北。そしてビュウ国は今、スイ国へ進軍していくのであった。
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