少年 2015-02-22 15:20:23 |
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>蒼泉さん
…優しい方なんですね。
(強くなりたいと、弱虫な自分はまだ変わらない所もたくさんあるが願うのは変わりなくて、巫女として命を受け、名を捨てて何代も続く『櫟』となれば、少しは変わる気がしたが、そこでも自分の非力さを痛感する毎日で。しかし先程の言葉が上手く届いたかは分からないが、聞こえてきた言葉には目元を緩めて上記呟き、不意に人の姿を成したのに驚いては数歩下がるも、跪いた相手に戸惑い。握ってくれた手を見下ろしては、微かに皸の入った手に眉を下げるが、どこか力強い相手の言葉には優しい笑みを浮かべて頷き「…素敵な名前ですね。貴方に迷惑ばかりかけるかもしれません。嫌な思いをさせてしまうかもしれません…それでも、ついて来てくれますか?」寒さの所為か、弱い体の所為か、冷たいその手で握られた相手の手を少し撫でては、長い髪が床につくのも気にはせずその場に座り込んで、相手と同じ目線になれば、悲しい笑みをそのままに尋ねて)
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