主 2015-02-20 18:23:01 |
通報 |
なるほどな…言われてみるとさ、俺も似たようなこと考えていたのかもしれないな…俺も穂乃果と一緒に居ると楽しかったし、俺のしたことに穂乃果が笑ってくれるだけで嬉しくてそんな笑顔をもっと見たいって思えたんだ
(ふと、自分はなぜこんなにも他人に世話を焼いたりするのが好きなのかと振り返ってみた時に、無邪気で好奇心旺盛、少し危なっかしくて放っておけない幼なじみの彼女を自分がしっかりフォローしてやらなくてはと思ったことが全ての始まりだったのかもしれないなと考えていて、決して日々の行動に見返りを求めていた訳では無かった、しかし彼女は屈託のない笑顔でいつだってありがとうとお礼を言ってくれて、それが自分の原動力となっていたことも今となっては疑う余地もなくなり、結局はお互いにそれが恋愛感情からのものなのだと気がつかないままここまで来てしまっただけなのかもしれないなと思え、なるほどこれは確かに鈍感だなと苦笑が零れ「どうって言われてもな…恥ずかしいな、流石に…」先ほどのように手で直接触れるよりは幾分かマシではあったが、これでは既に五月蠅いぐらいに高鳴ってしまっている己の鼓動も相手に聞かれてしまうのではないかと危惧しつつ頬を掻きながら答えて
トピック検索 |