ストーリー
──赤城家の1日──
「ただいま〜! 喜べお前ら、新しい家族だぞ!」
そう言ってクソ親父は腕に抱いた赤ん坊を見せてくる。これで一体何人目だろうか。
親父やお袋はもう60も目前だというのに未だお盛んなようで、俺たち子供の人数は二桁をゆうに突破していた。
そのくせ子供の面倒は兄貴や姉貴たちに任せ、自分たちは海外旅行を一年中満喫している。放任主義もいいとこだ。
ここ赤城家に住まう人間は全員血の繋がった家族。親が頼りにならない今、自分たちの力だけで生き抜く必要がある。
そんなこんなで今日もまた、騒がしい1日が始まる。
──みんなで考えた赤城家のルール!守らなかった奴は目潰しの刑!──
その1、まあ、みんな仲良くやれば良いんじゃね
その2、長女や長男といった設定は記載しないこと。その人より年上が作れなくなるからね。その逆も然り。
その3、……ロル回しは自由。……会話を楽しもう
その4、分かってると思うけど、苗字は赤城だよ?
その5、突拍子もない設定もOK! 例えば正義のヒーローだとか、魔法少女とかね。ただし、それを皆に安易にバラしたりしないこと。少しずつ少しずつ知られていくってのが良いじゃん。
その6、設定上、なんかと戦うのは勝手だが、他の人間を巻き込むんじゃねーぞ。あー、けど自ら巻き込まれるなら話は別だぜ。
その7、あとは自由! 最低限のマナーを守って楽しく過ごそう!じゃないと目潰しだかんね!