We call them the Magic【NL/戦闘/一部人数制限有/弱中級者推奨】

>ホワイト
で、返事が来たら開け――……。
（ノックの音が響いたのを確認すれば続けて指示を出そうとしたところでふと扉の向こうの気配に首を傾げ、くぐもった笑い声と共に扉が開けばくつくつと喉の奥を鳴らすように笑って「それはそれは。聖人様のお手を煩わせてしまい、大変申し訳ありませんでした……ま、別に頼んでもないけどねぇ」と慇懃無礼に嫌味を返し。対照的にドアに乗り移らせていた樹霊に「ありがと、戻っていいよ」と声を掛けては相手の横をすり抜けるようにして依然床に置かれたままの書類の所まで向かい）


>ヴィル
それはまた……平和な事で。
（その様子を想像して毒気を抜かれたように笑うも、後悔しているのかと問われればきょとんとした表情で「してないよ？……だってさ、考えても見てよ。死後後輩に使役されるとか嫌じゃない」と言ってはけたけたと笑い、直後に少しだけ真剣な表情をすれば「それにね、遺恨は出来るだけ残さない方がいい」と付け足して。真っ直ぐな答えには「どうしてそう思ったの？」と純粋に興味が沸いたのか棘のない口調で問いを重ね、二冊目の本に目を通し始めて）


>ローレイス
いわゆる潜在能力ってやつだね。危機的状況を認識する事で、脳のリミッターが解除される……。
（相手の言う事には覚えがあるのか、以前降ろした脳科学者に聞いた話を回想しつつ呟くようにそう言えばふと相手を見つめて「使い続けてると出力が落ちるって仮説があるらしいけど、どうなの？」と立証前に死んでしまったと嘆いていた事を思い出して問いかけ。不敵な笑みには「悪知恵が働くところも相変わらず、か」と苦笑を浮かべて、用事は済ませたので辞する旨を伝えようとしたところで引き止める様な言葉に「さぁ。キミが好きそうなものを適当に詰めたって言ってたけど…………じゃあ、頂こうかな」と相手の場合は断る方が大変そうだと判断すればこくりと頷き）


>エクスカリヴァ
霊に身体を明け渡す……のも大概ですけど、そのまま離れちゃうなんて普通の神経してたらまず無理ですからね。
（相手の言葉に召喚者が消えた辺りを見つめてくすくすと笑えば、徐に剣の柄に手をかけて「だって、今私がこの剣で胸を貫いたら、死んじゃうんですよ？」と現在一種の異界に行ってしまった術者がこちらの行動を把握していない事を仄めかせば呆れたように笑って。解析するようにこちらを見てくる様子には「そう難しい術式でもないでしょう？基本的に喚ぶ・出る・入れるのたった三工程ですから」と簡潔に説明をすればふと時計を見遣って「そろそろ準備しないと……私はシャオの執務室に行きますけど、シフさんはどうします？」と出口に向かって歩き出しつつ首だけで振り返りながら問いかけ）