( がちゃり、と玄関の扉に手をかけてはリビングへと入って。_疲れた。 鞄をそこらに雑に投げれば崩れるようにソファに身体を預けて。_あれから数日がたつ。然し未だ彼の姿はない。_もう来ない、かな。こんな事になるならあんな事言わなければ良かった。大きな溜息吐き出せば、今日こなかったら諦めようか。なんて眉尻下げながら苦笑漏らせば静かに目を綴じて。)