全然此方としては歓迎だが。 ( それは紛れも無く只の本音で珈琲カップに口付けてはこくりと喉を鳴らす。そして時折相手をちらりと見つめてみれば頬を薄く緩めて。 その隠すような仕草も、その全ての仕草が愛おしくて仕方なかった。いつか伝えるまでは、ずっと我慢していよう。この気持ちのやり所も。募る愛しさも。) ___そうだ、上出来だな、空。