( ほとんど1日中寝ていたお陰か、一昨日から続いていた熱はすっかり下がって。然し未だ身体はだらしく家からは一歩も出ずにいた。 _退屈、誰かと話したい気分。 ( 人が来る気配など常にないけれど、今日こそは、とわずかな期待をしながら扉をじいと見つめて。一向に開くことない扉から目を逸らせば、はあ、と小さく溜息をつき。来るわけないか、と苦笑を浮かべソファに座れば雑誌に目を通していき。)