オタク×ギャル。(NL)　　　　　　　

遅い、
(机に突っ伏していても一向に扉が開く気配はない。続々と入ってくる他の生徒の中に彼女の姿は全くもって見える事はない。絶対寄り道か何かしてるだろあいつ。と些か眉間にしわ寄せる。待ってるといっておろうに、なんて頬杖つくもふと別の考えが頭をよぎる。迎えに行ってみようか。……しかしその考えも即、不可との決断が降りる。無理だ今から課外だというのに無駄な体力を使いたくはない。ならばどうしようか。ふむ、そもそも彼女が遅刻して自分にデメリットはあるのだろうか。頬杖ついたまま外を見やれば考え巡らせて、…困るな、もし罰則で何かがあったら一緒に帰る事もままならない。…まぁ誘えたこともないが。はぁ、と小さく息を吐き出しては立ち上がり取りあえず靴箱までは行ってあげようと足を進めて。___靴箱に到着すれば携帯とりだし相手にメッセージを送る「もし遅刻しなかったら一緒に帰ろうか。」なんて言えなかったこともついでに書いてみようか、なんて)


(/素敵な取り柄じゃないですか!!よっ!!素敵!!()
照れてるんですか!!かーわーいーいー(( )