オタク×ギャル。(NL)　　　　　　　

( スクールバッグをリュックの様にだらしなく背負い、だらだらと歩いているとカーデのポケットの中で震えた携帯。服越しでも目敏く気付き取り出して内容を確認すれば、四字熟語かよ、漢字多すぎ。なんて心の中でぼやきながらそのまま携帯をしまい込み。そして、”遅刻は別にしてもしなくてもどっちでもいいや”なんて楽観的に考えていた矢先のこと。いつも通り道に佇む一件のコンビニが目に留まり、一瞬迷ったが足を踏み入れると店の奥に並んだ新発売と書かれたホットの紅茶を一つ手に取り150円で購入し。店を出てまた億劫そうに学校へ向いながら一口飲めば、「え、好きじゃない」なんて呟きキャップを閉めて。＿＿しかし数秒後、”寒いって言ってたし丁度いいな、一口しか飲んでないしばれないだろ。彼奴にあげよう”なんて思いつき。思い立ったら即行動、未開封を装うためにキャップをきつく締めあげ、中身が少ししか減ってないペットボトルを確認すると「＿＿完璧。」なんて言って今度は小走りで学校を目指し。)


(/いやはやそれしか取り柄がなくてですね←
えっヤダこちらこそ照れちゃいます(()