…え?ああ、あの手紙くれた人? (早く家に帰ってたまにはのんびりしようかと考え、早々と帰り支度を澄ませると昇降口まで早足で向かい。靴を履いて久しぶりにまだ陽の高いうちに校門を出るも、そこで見知らぬ同じ高校の男子高校生に呼び止められて。話を聞くと昨日手紙をくれた人だとわかったものの、不機嫌そうになぜ返事をよこさないのかと腕を掴まれてしつこく尋ねられ、「え、と…?」と困惑していて)