はーい!じゃあ先戻ってるわね! (昨日同様に鍵を戻しに行ってくれるという相手の発言に、今日は無駄なことを言うことなく素直に受け入れて。職員室へと向かう相手に軽く手を振って見送ってから、自分は相手と逆方向のクラスの方向へと歩いて行き。先ほどまで頭の中を支配していた仕事のことなどとうに吹き飛び、自分の夢を見ていたという相手の発言だけが頭の中を支配していて。「私の夢、かぁ…。心配かけてるのかな」と少し反省しながら歩いて)