名無しさん 2014-12-16 19:33:55 |
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>アシュリー
ふふっ…
(相手の様子に口を押さえながら小さく笑う。そして、自分の忠実なる僕を引き連れ自室を出れば赤い絨毯の敷いてある長い長い廊下を無言で暫く歩き、まるで迷路のように広く複雑な作りをしている屋敷の中を歩いていると、明らかに他の部屋のドアとは違う鉄のドア前で足を止める。暫くそのドアを見つめたあと、首にぶら下げた黒い鍵をとりだし鍵を開ける。カチャ…。鍵の開いた音が聞こえゆっくりとドアのぶに手をかけると大きな音をたてなから開く。ヒンリとした空気がドアの向こうから漏れだす。それと同時に香る、血と肉の腐敗した臭い…。ドアの向こうは暗闇が続いていて、その部屋の闇が異様な雰囲気をさらに漂わせていた。しかし彼女はニコニコと少し楽しそうにゆっくりとその部屋の中へ入っていき、クルリとドレスを揺らしながら振り替えると両手を広げ「此処のお掃除、していただけるかしら?」と相手に問いかける)
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