提督と帰国子女のティータイム【非募集】

提督は…いえ、なんでもないデース(笑顔が一番といおうと思ったものの、伊織の態度を見る限り、無意識だったのかなと察すればそれを言うのはなぜかダメなような気がして首をふればなんでもないとのべ

……？まあいっか……じゃあ、話が終わったところでお茶淹れに行くよ（何かを隠しているようにも見えるがここで追求をする理由もないので話題が終わったところで改めてお茶を淹れに行くと言い彼女に向けて手を差し出し）

アリガトウゴザイマース(またもや片言になりつつも、そういって御礼を述べ、伊織の言動が嬉しいのかニコニコとわらいながら、こちらに差し出された手を嬉しそうに繋いで

言い出してあれだけど……クリスマスパーティーって何をしたらいいんだろう（先ほどはつい勢いで言ってしまったために何も企画を考えていなかったためポツリと呟き青葉か間宮辺りに相談しようかと考えていて）

それはもう…私と提督で二人きりの…(伊織の呟きが聞こえたのか、まあ無理だろうなと思いつつも目を輝かせればそんなことを言って幸せそうな顔をしていて

《返信できずにすみません…
病気で…ここにこれない状況が続いておりました…
本当に遅れて申し訳ございません》

……分かった。何とか金剛と二人っきりになれる時間を作ろう（彼女の顔を見ると断れきれないし何よりもクリスマスに二人きりで過ごしたいという気持ちが強く出てしまい照れた顔を隠しつつ彼女の要望にこたえることにし）

(/いえいえ大丈夫です。お待ちしていました）

ワオッ!?(伊織の言葉が以外でビックリしたのか変な声を出して驚けば戸惑うものの、ものすごく嬉しそうな顔でニコッと笑えば「センキューデース!!これは楽しみになってきましたネー!!」とこれで伊織の心をつかんでやると言わんばかりに拳を握ればそう述べて

《お待たせして申し訳ないです…
でも、待っててくれてありがとうございました》

だから……その……こ、来なかったら秘書艦は別の子にしてもらうから（やはり素直になれずに棘のある言葉を言ってしまいながらもいつものように顔は平然とした態度でいるが内心では落ち込まないかと言う焦りでいっぱいであり）

(/いえいえ、またお相手していただけて嬉しい限りです）

私が約束をすっぽかすわけがないデース!!(伊織の、刺のある言葉ではあるが焦っているような口調を聞けば満足げに微笑み親指をたてればウインクをして、上記を元気よく述べて

《そうですか、よかったです…》

そ、そう……じゃあ12月25日の0時に指令室まで来る事（彼女と個人的に二人で会うというシチュエーションに緊張感を覚え、今から紅茶をいれてくるという用事があるというのに一人逃げるようにスタスタと歩きだし）

（/いえいえ。では本体は失礼しますね。また改めてよろしくお願いします）

了解デース!!(日時まで教えてくれればワクワクしてきたのかニコッと笑い、嬉しそうな声色で述べたあと、逃げるように紅茶をつぎにいった伊織のあとを「ストップデース!!提督ー!」と一緒にいきたいのか慌てて追いかけて

うるさいうるさい。待てと言うならそっちが追いついてくればいいんだ（首をぶんぶんと横に振って相手の制止を振り切るように言葉を言い放ちスタスタと歩くスピードを止めず）

これは…(よく浜辺などでカップルたちがやっているような、おいかけっこかと解釈をして「ふふふ…高速戦艦の名に懸けて、提督にラブを伝えながら追いかけるネー!!バーニングラァァブ!!」と大声でいいながら此方も速度をあげていき

まて……どうしてそうなった…！（予想の斜め上をゆく彼女の対応にさすがの彼も戸惑いを隠せなくなってしまい気がつけば言葉よりも先に彼女から逃げ出すように全速力で廊下を駆けていき）

どうもこうしたも…違うのデスカ？(と全速力で駆け出す伊織を見れば此方も負けてはいられないと思い速度をどんどんあげいきつつ、首をかしげればそう聞いてみて

違うも何も、まずお前はどう解釈した！（さすがにこのまま逃げ回る訳にはいかず一度深呼吸をすると振り向きこちらへと迫ってくる金剛を受け止める体制を整えて待ち構えて）

カップルたちがラブを語り合うおいかけっこかと思っていたデース(思いっきり伊織に抱きつけば伊織の顔をジーと見つめて先程まで思っていた自分の解釈を述べて

そもそも僕たちは恋人じゃないでしょ（彼女らしい解釈ではあるものの、そう言った関係ではないので一応それを否定しながらも彼女の体をきちんど受け止めるように抱きしめ）

フレンド以上カップル未満でしたネ…(抱き締められれれば嬉しそうに抱き締め返すも、その言葉を聞けば心底悔しそうな顔をして上記のことを述べて

《返信遅れてしまいすみません》

それ以前に提督と秘書艦と言う事を忘れないでよね。本当に……僕のどこがいいんだか（見た目が女性でもやはり戦艦であるため体がよろけそうになり諦めのため息をついては「ほら、行くよ」とお姫様抱っこをして歩き出そうと）

（/いえいえ。大丈夫ですよ)

イエス!!それは心得てマース!!(親指をたてればそう述べて、どこがいいのかというのを聞けば「恋をするのに理由は必用なのデスカ？」と質問を質問で返し、お姫様だっこをされれば「ワオ!?提督…!」と少し赤くなるものの嬉しそうに微笑めばそのまま大人しくしていて

別に……そんなことないけどただ僕が気になっているだけ…て言うか（相手の疑問ももっともであることに気づきそれにはいと答えることはできずぼそぼそと独り言を呟きながら歩き出すも向かう先は指令室となっていて）

まあ、そのクエスチョンには、全てと答えマース(けれども質問には答えるべきかと思い伊織を指差せば全てと答えて「～♪」お姫様だっこがよほど嬉しいのか鼻唄を歌っていて司令室に向かっているとこに気づかずにいて

ば……バーカ（彼女の解答は予想とは離れたものであり段々と恥ずかしさが込み上げてしまったため照れ隠しに罵声を浴びせてしまうも照れているため迫力がなく「着いたよ」と司令室の前に着くと片手で彼女を支え、片手で扉を開けるという無駄に器用な事をし中へと入り）

ふふ、そんなところも大好きデース(と罵声を浴びせられても迫力がなく、むしろ可愛いななんて思いながらクスクスと笑えば大好きと述べて「提督、なんか器用デスネ？」と無駄に器用なので、なんで器用なのかと問うように首をかしげれば上記を疑問系に述べて

うるさいうるさい。このままベッドに押し倒すぞ（と彼にとってお決まりの照れ隠しの言葉を言えば今彼女は自分の腕の中なので押し倒す事も容易い事であり若干脅しの意味も込め「別に、これくらい普通だと思うけど」と器用と言われてもピンと来なかったのか扉を閉め）

別にいいデスヨ？(場所をわきまえてくれればいいし、伊織にならなにされてもいいと思っているのか押し倒すぞと言われても少し頬を染めるだけで、平然と上記をのべ「提督はこれを普通というのデスネー？なんだか尊敬シマース!!」と感心したようすで述べて

……金剛は本当に僕が好きなんだな（自分で言うのもなんだがそれなりの迫力を込めて言ったので彼女の返答は本気であろうと判断し、なんの意味を込めてか再びため息をもらして先程までお姫様抱っこをしていた彼女の体を降ろそうとし）

勿論デース!!(伊織の言葉にそう言って頷けばニコニコと笑い、自分をお姫様だっこから降ろそうとすればそれに気付いたのか少し残念だななんて思いながら自分から降りて

じゃあ聞くけど、もし僕が付き合ってくれと言ったら金剛は付き合ってくれるのか？（急に態度を一変させ、冗談でもなんでもなく真剣な顔をしてみせそれと同じくらい真剣な答えを求めているのか眼差しも体勢も微動だにせず問いかけ）

イエス…デスガ、この戦いをフィニッシュさせないと…でも、答えはイエスデス(普通の、兵器としての感情と、艦娘としての伊織を愛する感情が交差して答えが曖昧になってしまうものの、此方も真剣な顔をすれば上記のことを述べて

……そうか。そこまで言ってくれるか（ここまで真剣に言ってくれる彼女の想いを無下に出来ずしかも自分も同じ気持ちのならば尚のこと。一度机の中にある小さな箱を手に取り再び彼女の元へと近づくと「本当はクリスマスの日に渡すつもりだったんだけどね…」と小声で言えばその中に入っている銀色に輝く指輪を見せ）

これはウエディングリングデス!?(とそれを見たときは信じられずに、二回ほど目を擦り二度見したあとにだいぶ驚いたようすでそう述べたものの、少し落ち着けば「これを私に？」と自分を指差せばそう聞いてみて

当然。僕は金剛が好きだから渡すんだ（信じられない様子で尋ねて来るのでこれでは通用しなかったかと思えば自分の気持ちを正直に告げさっきとは違い「likeの方じゃなくて…loveの方だから」と照れくさいのか顔を背けてしまい）

思いが通じたのデスネ…(伊織の顔をその言葉の最後まで見ていたいなと思ったものの、伊織の性格上仕方ないかと思い苦笑いをするも、上記の言葉を述べれば嬉しそうに笑うもその瞳には嬉しすぎたのか涙を浮かべていて

泣かなくていいから……（そこまで嬉しいのかと聞きたかったが常日頃の彼女の態度を見ていれば当然だろうかとすぐに納得をしまい指輪をはめようと彼女の左手を手に取り）

ソーリー、…ハッピーで涙が…(なぜここまで泣いてしまったのかは自分でもよくわからないものの、そう言って謝り、左手を手に取られれば少し頬を染めるも大人しくしていて

まあ…いいんだけど。僕はそう簡単に素直になれないし恋人とかになれたとしてもいつも通りになってしまうかもしれないけど…それでもいい？（指輪が容易く金剛の薬指に通したのを見て、改めてプロポーズの言葉を言いたいが、素直になれない性格が災いし確認をするように首をかしげ）

イエス!!勿論デース!!(先程まで流していた涙を拭き取り親指をたてればそう言って「そのなかなか素直になれないところもアイラブユーデスカラ」とウインクをすればそんなことを述べて

ほんとに……そんな性格の男を何で好きになったのだか（やれやれと言わんばかりにため息をついてはいるが嬉しい気持ちは隠しきれずに口元が緩んでしまい）

提督のいいところは性格でもあるからデース(と答えが答えになっていないが、伊織の表情を見ればなんだか此方もニコニコと笑えば上気の言葉を述べて

……ところで、さっき金剛は僕に押し倒されてもいいと言ったよね？（話を切り替えるように緩んだ口元を再び引き締める。あの時の金剛はどういう気持ちだったのか分からなかったが今では付き合っているため堂々と押し倒す事もできるので彼女の肩を掴んで目を見つめ）

提督になら何を捧げてもいいのデース(いきなり積極的になったので少し動揺してしまうものの、積極的になってくれて嬉しいというのが上を行き、そのことを気にしなくなれば伊織の質問を聞けば頷いて、ニコッと笑い微笑めば少し照れくさそうにしながらもそう述べて

いや……でも付き合ったからと言ってそう言うのをいきなり求めちゃダメだな（言い出したのはいいものの、よくよく考えたら二人は付き合って間もないのにいきなり体を求めてもいいわけがないと判断し心の中で色々な物が揺れ動いてしまい）

私達のペースでゆっくりスローで付き合っていけばいいネー!!(と伊織はそういう性格だから自分をとても大事にしてくれてるのだなあと心から関心をして嬉しそうに微笑んでいれば上気の言葉を述べてまたニコッと笑い

そう。で、恋人というのは何をすればいいんだ？（付き合う事以前に異性に恋心を抱くことすら初めてな事なのでまるで知識はなく恋人らしいこととはどういうものなのかと日頃自分に好意を丸出しにしている彼女なら分かるだろうと真顔で尋ね）

近いのキッスとか…(と嬉しそうな顔でニコニコと笑いつつ自分の頬に手を当てれば上気の言葉を冗談半分に述べて、それでもまだやれる可能性があるので一人で盛り上がってしまい

キッ……っ！ま、まだ早い（キスと言う単語に一瞬驚き体を跳ねらせるがすぐに冷静さを取り戻し平静を装って応答をするが心なしか顔は赤く染まっており）

まぁ予想はしてマシタ(伊織の反応をみれば、多分だめだろうなとは思っていたので苦笑いをすればそうのべ「じゃあ、手を繋いで歩く、とかどうデスカ？」と手を差し出せばそう聞いて首をかしげて

…これって、恋人らしいのか？（手をつなぐと言えば付き合う前にもしていたので果たしてこれが恋人らしいのかと言えば疑問であり首をかしげており）