風人 2014-11-30 06:00:58 |
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天馬大吉くん視点の『螺鈿迷宮』や『輝天炎上』だと海堂尊先生は若き日を思い出し自らの経験からか学生ぽい感覚が表現にあらわれてる。
田口先生や白鳥さんだとちょっと歳いった中年感覚とはまたちがう。
田口先生たちも天馬くんも麻雀というのがひとつの共通点になってる。
『螺鈿迷宮』では賭け麻雀しながらダメ学生として書かれ、『輝天炎上』では優等生で美人の冷泉深雪が麻雀をしてるひとの感想にあれこれ内心ツッコミしたりモラトリアムは卒業したようだけど大人になりかけながら同世代の女性に翻弄される姿はかわいらしいもの。
『伝説』での海堂尊先生の半生や経歴が記されてるけど必ずしもまじめでなかったり挫折あったりと悩んでたよう。
『螺鈿迷宮』の構想は執筆か発刊かわかりませんが10年前にはあったようだし。
どの登場人物も海堂先生の“分身”に思える。
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