桜宮サーガ雑談

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風人  2014-11-30 06:00:58 
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『チーム・バチスタの栄光』から始まる田口・白鳥シリーズに発端し架空都市桜宮市を中心に過去・現在・未来、東京霞ヶ関や北は北海道の極北市、ドイツのブリュッセルまで広大に広がる桜宮サーガを雑談し語る部屋

トピ主はまだ読んで一年と満たないですが桜宮サーガを語れる方がいてくれたら嬉しいです。男女年齢に関わらずお越しください。

『桜宮サーガ』のシリーズなら小説・映画・ドラマ・漫画などいずれでも話題は構いません

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  • No.508 by 風人  2017-05-19 05:15:58 

“個人情報保護法は死者には適用されない”
『アリアドネの弾丸』の白鳥さんの言葉。
『桜宮サーガ』のシリーズを読むといろいろ知らないことをわかりやすく書かれ伝わる。
だけどいまの時代は法律で守られている反面、法律でがんじがらめな点もある。
昭和時代やバブル時代と多くの面が異なる。
どちらがよかったかといえばむかしの方がよかったかもしれない。
現代みたいに情報過多ではないしストレスにしてもネットはない時代ですからネットなどによるストレスはない時代。
今週の『ホンマでっか!?』でも現代はむかしにはないストレスが多すぎると言われてた。
だけどいずれ冷凍睡眠(コールドスリープ)が実用化されれば法律は必要となり被験者の人権保護、精神ケアもまた必要。
『モルフェウスの領域』後半で書かれた佐々木アツシの覚醒後の治療やケアは作品中では比較的ゆるやかかつ一方では東城医大側が研究テーマとすることで被験者たるアツシを守るように先手を打った。
これからの時代は未知なることが多いようにもなにかしらのニュアンスは感じた。
冷凍睡眠(コールドスリープ)、これがひとりの人間あるいは人類にとって光りとなるか影になるか。それが疑問に思う。

  • No.509 by 風人  2017-05-19 13:40:20 

田口先生が次期病院長に選ばれたわけ。
単純に消去法をしていけば現代を描いていた『田口白鳥シリーズ』の東城医大の人物表や人間関係を見ていけば田口先生しか病院長になれる人物がいなかったのが正直なところでは。
黒崎教授、藤原看護師そして高階病院長(後に学長)はいずれ東城医大から去る人物なのは明らか。
エシックスの沼田先生を病院長にすると経営の一途は縮小していきいずれは袋小路に入り結局は東城医大が無くなる可能性がある。
速水先生は経済感覚がなし、島津先生はがんがん魔人のあだ名を持ちある程度は慕われる傾向はあるものの経済感覚や病院経営について如何なるほどか疑問の余地が残る。
『箱庭』においても調査された先生方にしてもいささか閉鎖的環境は否定できない。
『栄光』当時の不定愁訴外来がいささか目立たない存在にしても患者からは好評、もしかしたらある程度は経済的数字を上げ東城医大に利益を与えた可能性もある。
またなにより院内政治に物語当初は無関係であったというポジション。
上昇志向や大学病院への敬愛などはやや薄いものの組織に害悪をなすわけではない。
それらを考えていけば速水先生、島津先生、沼田先生よりは次期病院長として適任だったのではと頷けもしない。
大学病院が存続できある程度は市や街に貢献できる程度がささやかなしあわせとしたら田口先生が不定愁訴外来をやるように大学病院が経営できたらそれは人々や街のしあわせになるということ。
結論をいえばそんな感じ。
高階病院長の真意は不明ですが、他に真意はあるかもしれませんが表面はそんな感じに取れる。

  • No.510 by 風人  2017-05-20 11:17:45 

Ai(画像診断)でも間違いはあるということ。
いくら機械が優秀でも人間の側が精査しなくては患者の生命は救えない。
世の中がだんだんむずかしくなっていく。

  • No.511 by 風人  2017-05-21 05:07:22 

本当に西野昌孝は涼子さんの記憶除去をのぞんだとはいささか思えない。
なんだかんだでアツシと共に彼女の冷凍睡眠を見守り未来科学センターを東城医大にまかせていたわけだし。
どうでもいいなら冷凍睡眠の四年の間に何処かへいくこともできたと思う。だけど彼はそれをしなかった。
西野昌孝もこの人も彦根先生同様に虚実を巧みに使うことで真実の姿をぼかしてしまう。
それに後半ど西野昌孝があらためて記憶除去を問う場面。
これは被験者の人生を大きく左右するもの。
記憶を除去し別人になることは国に都合はいいし新たな戸籍を作れる。
が、冷凍睡眠前の人生を否定することができるかどうか。
アツシは冷凍睡眠をしたことでご両親に見放され孤独になってしまった。
冷凍睡眠前の人生を子どもは無くしたに等しい。治療に病気は治ったものの代償は大きく重たい。なおかつ心に傷を残す。
アツシが若干の歪みや世の中をひねくれた見方をするが彼が極端に世の中を恨まなかったのは西野昌孝の采配、如月翔子や桂奈の存在、田口先生の心のケアあってのこと。
それを真摯に受け止め自分で考え悩んでいたら化け物にならずに物語は終えた。
誰しもが“化け物”になる危険をはらんでいるのが世の中。

  • No.512 by 風人  2017-05-21 15:31:40 

地方や田舎でも高齢者の健康のためAi(画像診断)は導入されている。
『極北ラプソディ』の神威島のような状況が全国どこも過疎化や医師がいない現状があるからでしょう。
若い医者や医師は戸惑いはおぼえるだろうし土地に慣れないといけない苦労はあると思う。
だけどそれら時間や会話が解決してくれる。
感謝の言葉は時に土地の食材や土地の話題だったり田舎ならではの環境もある。
NHKでAi(画像診断)が田舎で役に立つのは治療への道。

  • No.513 by 風人  2017-05-22 15:51:37 

長寿社会がいまの時代にいいかどうかは疑問はある。
少子高齢化の時代。
また『桜宮サーガ』シリーズの物語を読むと患者の延命処置が是か非か。たまにドラマなどでも話題になる。
延命処置をのぞむひともいればのぞまないひともいる。
『輝天炎上』で患者が亡くなる場面においての田口先生と天馬大吉のそれぞれの言葉や感じ方はたぶん誰もが疑問に思ったり考えることと思う。
どちらも正しくどちらも何かしらの間違いに近いニュアンスはあると思う。

  • No.514 by 風人  2017-05-23 07:06:34 

医療に絶対的な思想はないのかもしれない。
あくまで海堂尊先生が作品を通して訴えていることは理想のひとつ。
物語のなかで主人公たちは難題や事件を解決しながら毎日を生きていく。
田口先生にしても高階先生に無理難題を押しつけられながら自らグチる始末。愚痴外来の先生自らぼやく(笑)。
Ai(オートプシー・イメージング)やドクターヘリなどはいくつかは『桜宮サーガ』世界と現実が重なっている。
だけどそれでもまだまだと思う。海堂先生の理想の到達点はおそらく我々には見えない。
断片的なパズルのピースは各作品に散らばっているはずだけど。
医療庁などにしてもひとつの理想であり思想。だからといって絶対的な存在かといえばそうでもないと思う。
大学病院という存在にしても白い巨塔のなかで多くのひとたちが行き交いみなそれぞれの理想の医療や未来を目指す。
『神殿』の時代において藤原看護師は去ったみたいだけど他の人物はどうされたのか。
速水先生は東城医大に復帰されたのか島津先生は相変わらず放射線科医かエシックスの沼田先生は相変わらず権力を振るっているのか。
その辺の内情はわからずじまい。
白鳥さんや彦根先生たち、桜宮市警との関係は?
なぞがのこる。

  • No.515 by 風人  2017-05-24 12:28:57 

『桜宮サーガ』シリーズを読むと癌患者であった人物たちは病のなか戦い悩み葛藤し日々生きてるのが伝わる。
現実も同じかそれ以上と思う。
私の叔父も癌になったと聞いて誰にでも起こりうることなんだと実感する。
いまの時代にはむかしにはないストレスや病が多くあると思う。
現代社会が複雑かつ生きにくい世の中。
『モルフェウス』や『アクアマリン』を読むと冷凍睡眠(コールドスリープ)によって未来に希望もあるが同時に冷凍睡眠後に法律をはじめとして目にみえない現実が無数にある。
病が治療できたとしてもその先がみえない世の中。見えるようにするために患者の心のケアや治療が必要でもある。

  • No.516 by 風人  2017-06-09 15:49:19 

薬に頼らないで風邪を治すのは実に至難。
とはいえ薬も必ずしも身体にいいモノではないというのは『桜宮サーガ』世界では半ば通例。
現代医療では薬は必須。幕末医療モノの『JIN-仁--』でもペニシリンがあるとないとではまたちがう。
『桜宮サーガ』では薬は半ば身体に良くないものとして伝えている点もある。
現代医療は何かと弊害もあるのも現実。

  • No.517 by 風人  2017-06-11 15:32:10 

ふつうに薬だってアレルギーや副作用がないわけでないのも現実。
現代になって医者も患者もアレルギー、副作用を気にしてしまう世の中になった。
『肖像』で田口先生と患者が薬についての話がありましたが物語流れそのものからいえばたぶんに無関係。
だけどおそらく著者である海堂尊先生からしたら無関係にしたくなかったのではないでしょうか。
あと一般人がネットからの知識を現実のお医者さまに向けないようにしてくださいと暗黙の配慮としてメッセージとして込めたと考えた方が気持ちいいと思う。
患者が(ネットからの)よけいな知識で物言いをすれば当然、医者としては不愉快。また医者と患者の信頼関係に齟齬をきたす。
患者が神経質やデリケートになり過ぎるのも現代医療の問題のひとつ。
『桜宮サーガ』のシリーズを読んで思うのはどの立場になって読むかそして現代にお医者さまの世話になる時に信頼関係が成り立つか否か。
けっこう『桜宮サーガ』のシリーズもいろいろなメッセージが込められている。

  • No.518 by 風人  2017-06-15 15:27:55 

『桜宮サーガ』シリーズは内容が豊富。
『モルフェウスの領域』『アクアマリンの神殿』のような冷凍睡眠(コールド・スリープ)がもし現実に実行されたらどうなるんでしょう。
被験者が病気を将来や未来に治療できるにしても時の流れは被験者を浦島太郎にしてしまう。
『領域』後半のアツシ少年はまさにそれ。
両親は親権を放棄し自分が知る人たちも限られる。
また睡眠学習により頭はよくなっていることは『領域』ではよきことのように描写されているが『神殿』では頭がよくなったことが普通の生活を送れない一部弊害になっている。
西野さんが厳しく接したのはアツシくんを社会の化け物や犯罪者にしないためにあえて厳しく言い諭したと思う。
頭よくなったのが睡眠学習の結果としてそれを含めて人生のなかで為さねばならないこと。
冷凍睡眠、睡眠学習は『領域』『神殿』ともにいずれは現実で使われた場合に被験者がいかなる人生を送るかという課題。
社会はその責任を担わなくてはならない。
アツシくんが『神殿』の時代には東城医大には足が遠のいてはいたけど彼にとっての人生の原点や布石でもあった。
頭がよくなっても『ハイパーマン・バッカス』が好きな少年の気持ちが原点でもあった。
この辺の描写は海堂先生の人物にたいしてのやさしさでしょう。

  • No.519 by 風人  2017-06-22 13:15:04 

母の知り合いのお見舞いで市内の病院をたずねたが近年の病院は綺麗。
『桜宮サーガ』内でも東城医大はシリーズが進むごとに設備や施設が整っていく。一部サリーと呼ばれる新棟やAiセンターなどは紆余曲折あり頓挫する。
かたや『極北シリーズ』は市長の意向によりトイレは様式に改修されるが『ラプソディ』時期は人員削減もあり閑散としている。
大学病院と地域病院の違いもある。
だけど母の知り合いは元気にしてたようでなにより。
病院内が明るいし若い職員さんが24時間いるのも心の負担にならないと思う。

  • No.520 by 風人  2017-06-23 13:52:39 

癌と戦うのは並大抵ではないと思う。
抗がん剤を用いたり他に転移しないように手術治療を繰り返したり。
『桜宮サーガ』内でもたびたび人物たちを苦しめる最大の病気のひとつ。
『ナイチンゲールの沈黙』で幼い子どもでも癌になるという物語。
癌となった主人公の牧村瑞人と彼を慕う佐々木アツシ少年。
それぞれ異なる手術や経緯で癌治療をおこない別の物語であらためて出てくるけどまたその後の人生に悩む。
大人でも癌に苦しむが幼い子どもだとまたなおさら苦しむ。
なぜこのような病が存在するのか。

  • No.521 by 風人  2017-06-24 05:42:26 

『ランクA病院の愉悦』収録の「ガンコロリン」はコメディとしても実際に癌を治す治療薬ができてもさらに強い癌が出てくるというオチはある種の警鐘にも思える。
人間がある病気を治す特効薬をつくっても時を経てある病気はまた強くなるイタチごっこ。
癌を治療したいのは人類の夢。だけど癌手術をする医者が将来いなくなってしまいのも弊害。
「ガンコロリン」は癌を取り上げているけどたぶん他の病気にも言えることと思う。
海堂先生はコメディに仕上げてるけどいろいろな警鐘が含まれてると思いたい。

  • No.522 by 風人  2017-06-26 15:44:57 

『ナニワ・モンスター』で官僚の不祥事や接待問題語られてました。
一部は創作フィクションでしょうけど少しリアルで読んでて怖かった。
斑鳩室長がほぼ裏で糸を引いている闇社会。不祥事をわざとマスコミに公表してよそに目を逸らす。ある種の情報操作。
ただし作品中では情報操作とまで明確にしてなかったでしょうか。
『イノセント・ゲリラの祝祭』での白鳥さんが田口先生を労うのは接待ではなくとりあえずの付き合い。

  • No.523 by 風人  2017-06-27 09:33:21 

『螺鈿迷宮』『ケルベロスの肖像』『輝天炎上』に登場した美智おばあさん、最後の最後まで癌と戦った人物。
『肖像』でこの人物の描写が田口先生の視点で語られるが世話する看護師さんたちがむしろつかれをおぼえるほど。
だけど逆に考えたらいかなる治療よりも本人が生きたいと思う意思がなせる業。
薬や手術はほとんど効果がないにしても生きる意思により自らを生かしている。
何かを誰かに伝えるために……。
実際作品内においては『肖像』では田口先生に、『輝天炎上』では天馬くんにそれぞれすみれについて伝えて亡くなる。
死にゆく人たちは生きてる人たちに伝える何かがあるからこそ生きている。

  • No.524 by 風人  2017-06-29 19:48:51 

青森でがん検診で四割見落とされていた報道は少々残念。
『ナニワ・モンスター』の舎人町(とねり)のように現実はうまくいかないことの証明。
青森の一件が人間の慢心かふつうに見落とされたのかそれはわからないけどせっかくある医療システムが生かされてなかったのは残念。
海堂尊先生はどんなお気持ちで報道を耳にされたか。あるいは医療関係者全般の方たち。

  • No.525 by 風人  2017-06-30 06:45:17 

システムや制度が確立されても傲りや慢心あればせっかくのがん検診も見落とされる。
青森の件は慢心や怠慢なのか疑問が残る。

  • No.526 by 風人  2017-06-30 13:22:08 

母の知り合いを見舞いに行った病院もすごかったけど自分がいざ病院にいくとたいへん。
だけど医療が一部(もしくはすべてに近い範囲?)でサービス業に近くなってる雰囲気。
多少の時間がかかるのはやむを得ない点もある。
大きい病院の方がレントゲンやCTもあるからいろいろ診られる点もある。

  • No.527 by 風人  2017-07-02 14:24:38 

幼い頃は病院は無機質なイメージあったけど最近の病院は綺麗。
若干システム的なところはあるかもしれないけど診療にも柔軟な対応している。
『桜宮サーガ』シリーズでも電子カルテの話題はひとつふたつはあったし大学病院や市民病院なども時代に対応していく。
売店やカフェテラス、食堂などは入院患者や医療従事者さんたちのスペースでもあるが綺麗になっている。
金曜日は朝食を抜いてエコーしないとならない。咳止めを飲んで咳はある程度ラクにはなった。
夏風邪に弱い。

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