主 2014-11-04 21:27:42 |
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___ 、
( まるで己をなだめるような口調に少し不服は有るものの、 家までの間は彼の言葉のお陰で我慢は出来そうだ。 __って、まるで飢えた獣みたいだけどそんな訳ではない。 只触れたいだけで___ってあまり変わらない気がした。 ふと頬を吹き抜ける寒い北風にふるりと身震いをした。 時刻はもう夕方、 通りで吹き抜ける風が冷たいものだと思っていた。 )
___ 冬になってきたね。
( そう続けて空を見上げる。 空は夕焼け色で綺麗に染め上げていた。 ふと呟いた声はいつもより切なさが混じっていて彼を見つめてみる。 視線が合えば少し視線をさ迷わせて緩く頬を緩めた。)
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