うん、帰ろう。 (彼女の口から出た罵倒でさえも愛おしくて柔らかな笑みを浮かべた儘軽く頷き己も図書室を出てて。廊下は少しひんやりとしていたけど今の紅潮した自分には丁度いい涼しさだった。) 今日も堀さん家遊びに行ってもいい? あ、それとも家に来る? (彼女の歩幅に合わせ隣を歩き乍下校だけじゃ足りないな、まだ離れたく無いなと。でも毎日毎日彼女の家に上がらせて貰うのは悪いかと自宅を提案してみて。)