主 2014-11-04 21:27:42 |
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_____ ッも、 もう帰るわよ!
( 近くに有る彼の顔は出来るだけ見ないように顔を逸らす。 そして頭を軽くぺしぺしと叩いて真っ赤な顔をごまかすように溜め息を吐き出した。 柄にも無いな、 なんてふと思っていたその刹那。)
___ な、 なななッ 、 何やってんのよ!
( 唇を抑えて思わず声を荒げてしまった。 ふるふると震える右手で彼の腕を掴めば、 何時ものように押しのけようとした、 筈だった。 ふと右手に持っていた本、 そう__絶対に見られたくない本がコトン__という音と共に落ちた。 そう、 しかも彼の足元に。 驚きから掴んでいた手を押しのける事など出来ずにポカンと口が開いてしまう。 )
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