【指定】　7つの数字は交わらない　【戦闘3ｌ】

>世良

どうにか撒けたのね、ならいいわ。今日の目的は達成したからあんまり力を消耗したくないのよね～…。
(木箱に座る相手をぼんやりと眺めて、相手が忘れてしまう程度の追手だったのだろう、辺りの心配をしなくてもいいことにほっと胸を撫で下ろし。あくまで“情報収集”が目的で先程まで行動していたことを曖昧に相手に告げて、ちょっと疲れた様子で右肩に左手を置き軽く腕を回し。)
…私は今から基地に帰るところだけど。世良はこれからどうするの？
(路地裏から出るために脱げていたフードを被ろうと手を掛けたが、そう用心する必要もないかと思い直し。一旦基地に戻って休みたい旨を口にして、依然木箱に腰かけた相手に視線を向けこの後の動向を伺い。)


>藤崎

(掛けられた言葉は至極丁寧なものであるが、怪しまれているのは相手の訝しげな視線で理解して。早めに逃げた方が得策かと考えを巡らせていると、相手の政府軍として模範解答満点並の返答に口許をにやりと悪戯めいたものに変えて。…少しカマを掛けてみようと。)
近頃は何だか物騒だしね。ほら、こういう路地裏に死体が転がってるなんてこと、よく耳にするし。通り魔でもいるのかしら？
(攻撃的な口調をいくらか和らげたつもりで、自分の後方に伸びる路地裏を一瞬振り返ってそう口にして。語尾の疑問符に合わせて、わざとらしく首を傾けてみて。)


>御伽

わっ！？
(顔を覗かせたと同時に、何かと衝突。短い悲鳴を上げて、ぶつかった反動で再び地面に尻餅を付く形に。抗議の言葉を口にするため、キッとぶつかってきた相手を見上げて。)
何する…って、なんだ御伽じゃない。いきなり出てこないでよ。
(自分の味方が、しかも“怠惰”である相手が此処にいることに唖然とし。のろのろと立ち上がって、本日二回目となる土汚れを鬱陶しそうに手で払い。顔面を相手の片口にぶつけたが、主に額に重心が掛かっていたらしく額を片手で抑えながら。そして次に思ったことを。)
…こんなところまで来て何してるの？散歩？