猫又カフェ。【bl/人数制限有】

>仁さん

仁さんは俺等のこと撫でたり遊んだりしねぇの？(相手の名前が合っていたことにひとまず安心したように僅かに力を抜くとそう質問して。ふと相手の視線に気がつくと始めこそ不思議に思ったが、すぐにきっかけが無いだけで相手も自分達と触れ合いたいのではないかという考えにたどりついた。そう思えばいままで彼が猫姿の自分達をじっと見ていたことにも納得がいく。意外と簡単な理由かもしれないことに気がつくと先程より相手に近づき「……触る？」と珍しく自分から耳を指差しながら問いかけてみて


>クロ

ん、じゃあ今度な(相手の言葉に小さく頷いてから言えば、相手に撫でられたため必死に嬉しさを隠すため体を固くし。しかしすぐに後ろから聞こえた鈴の音にまた尻尾が揺れてしまったことに気がつくと今度は急いで顔を背け。相手の呟きを拾うと珍しく注文を受けてあげる気になったのか「…あとは何かいる？」と先程まで見ていたメニューにちら、と視線を向けつつ尋ねて