ハナミズキ 2014-10-10 16:57:40 |
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昨日と今日でだいぶ慣れて来た集落の人が、鈴達の事を聞いてきた。
「あなた方はどうして、私どもにこんなに親切にしてくれるんですか?」
鈴たち3人は即答で答えた。
「「「 これが僕たち(私たち)の仕事ですから」」」
真っ白な着物をまとい、空から鉄の箱に入りやって来たこの3人は、きっと神様の使いの者なのだと集落の人々は思い始めた。
死人を生き返らせ(麻酔で眠っていただけ)、お腹一杯のご飯を食べさせてくれる。
なんの代償も受け取らず、いつも笑顔の鈴と圭太が、菩薩か観音様の様に見えていたのであった。
和也はと言うと、あまり人前には出ず、車内で患者の様子を診ているので、それほどここの人達とは顔を合わせてはいなので、あまり認識が無かったのだろう。
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