ハナミズキ 2014-10-01 16:30:45 |
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4人がこれから住む所は、病院にも近い一軒家を借り、そこに4人でシェアをする事になっていた。
その方が、防犯的に考えても一番安全で、何かと便利な面もあるからだ。
最低限の家具をリースで借り、それぞれに自分の部屋を確保し、4人は近所に挨拶回りを済ませた後、遅めの夕食を取り役割分担を割り振る。
1: ゴミ出しは1週間交代でする。
2: 食事は自分の分だけでいい
3: 風呂は湯船に浸かりたい人が沸かす
4: 共同間の掃除は一日交替でやる
とにかく実習期間中は忙しい。
細かい規制は無理なので、出来る人がやる。という事らしい。
そして4人は、明日に備えて早々と睡眠につくのであった。
実習初日。
大学病院と比べれば、遥かに小さな病院だが、ここ青森ではそこそこ大きな病院だ。
まずはそこの外科に、4人同時に派遣された。
医局のドアを開けると、中に居た人達が一斉にこちらを見る。
鈴達は各自、自己紹介をする。
「慶清大学から来ました、宍戸 鈴と言います。
短い期間ではありますが、どうぞよろしくお願いします」
「同じく慶清大学から来ました、草薙 和也です。
皆様のご指導ご鞭撻のほどを宜しくお願いいたします」
「わたくしも、慶清大学から参りました、高橋 圭太と申します。
ご指導ご鞭撻のほどを宜しくお願い致します」
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