九頭竜先輩ちょっ…。(相手が通り過ぎる迄はと考えていたがいきなり腕を掴まれ引き摺られる様に引かれては驚き目を僅か見開き、足を小刻みに動かし転ばない様にと必死になっていれば次は何事も無かったかの様に離され「別に…っ、遅刻なんてしないし。」言い訳をする事も素直に言う事も出来ず顔を背けて相手の後ろを歩き己も玄関に入ると自身の靴箱へと向かい。)