語り手 2014-09-20 21:39:41 |
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>葉月
…情けなくなどない。その元気と明るさは俺には無いものだ。お前はそれを持っている。それに己の取り柄を心得ることは中々出来ぬことだ。自信を持つと良い。
(感情に素直な奴だなと思いつつ、そこが相手の良いところだと思っているため僅かに潤む琥珀色の瞳をまっすぐに見ては静かな声色で本心からの言葉を告げ、そっと手を伸ばすと相手の目元を指でなぞって。しかし地蔵の前での相手の言動には眉を顰め、踵を返す相手の腕を掴んで「必要ない。水なら俺が此処に汲んできた。……まさかそのまま戻ってこないつもりではなかろうな?」真面目故に事を放り出すなど考えられず相手を見据え僅かに掴む手に力を込めて。それでもきっとちゃんとしてくれると信じており)
>睦月
お前の真意か…。ただ神木の上で寝ている訳ではないということか。……虫は入らずとも串が喉に刺さっていたかも知れぬぞ
(しつこく神木の件に触れるがもしかしたら神木で寝るのは見張りか何かなのかと前を見たまま静かに言うも、続く言葉には団子の串を手にし己が相手の口に放っていたかもと珍しく小さく笑みを浮かべ冗談を。投げ渡された羽織を掴み相手を見ては「なんだかんだ見せてくれるのだろう?…お前は優しいな。俺はお前の真意が汲めない故に見合った見返りを返せるか分からぬが…」軽口にも真面目に返すと羽織を簡単に畳み、部屋の隅に正座し「願い申そうか」と姿勢を正し相手の動きを凝視して
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