語り手 2014-09-20 21:39:41 |
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>天霧様
(相手の事は見たままを信じているため裏の顔はあるとは知らず照れくさそうにする相手を内心頬やましく思い。布団の重みで前のめりになる相手を見ては己の失態を責め慌てて相手と向き合う形で布団の端を支えて「申し訳ありません。少し気が緩んでおりました」少し変わった声は聞かなかった事にし、謝罪すると相手から布団を受け取り干し直して。全てを干し終えると相手に向き直り深く礼をすれば相手の細い腕を見て「天霧様はお身体の鍛えるために何かなさっていることはありますか?」と唐突にいつもと変わらない平らな口調で問い
>睦月
まあ、いつ出来るかは誰にも分からぬからな。ただお前の身なりなら娘が黙っておらぬだろう
(それは己も分からないとやはり真面目に答えるも相手程の容姿であれば大概の女は惚れるのだろうなと他意はなく思ったままを口にして。首をひねり言われた言葉に顎に手を当て暫し考え「…臨機応変は…難しいかも知れぬ。が、用意周到なら自信はあるぞ」眉を寄せ少々苦い顔をして答えるも語尾はやや強めの口調で。腕を掴まれればやや不服そうにするも続く言葉に瞳の奥を光らせ「では早速今から見せて貰おう。いつも何処で鍛えている?」早口に言うと片手で盆の上をササッと片付け、掴まれた手首を返し相手の手首を掴もうとすれば手を引こうとして
>神様
(神から呼ばれる己の名と御茶の感想に密かに心を高揚させ、無意識にほんの僅かに口元を緩ませ。包みを開けるよう促されれば「失礼します」と一言断りゆっくりと開けて。中から現れた色彩豊かな甘味に好奇心が擽られ小さく瞬けば顔を上げて「…とても鮮やかですね。団子とは思えません。」と普段よりも少しばかり声を弾ませて再び団子に目を落とす。そして懐から今度は黒文字と懐紙を取り出し、団子に丁寧に添えると「お召し上がりになりますか?」と下から差し出すようにして
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