語り手 2014-09-20 21:39:41 |
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>月夜見
全くお前は。
(耳を塞ぐ相手には呆れて諦めたように溜息を吐き「木?…まあ動物に好かれるのならそう思われても悪い気はしないが。……なんだ、腹でも減っているのか?」クスクス笑う相手の言葉に顎に手を当て考える素振りをした後、落ち着いた声色で返し。腹をさする相手に問い掛けながら小鳥をどけられれば小さく頷き何も言わずに去る。しかしすぐに用を済ませて数分もしなうちに団子や煎餅が入った器を手に戻ってくると、相手の隣に座り「茶もあるぞ」と腰にぶら下げていた茶の入った竹筒を差し出して
>睦月
お前には神木の友の上で寝そべるという立派な役目があるからな。…もし嫁が出来る事があれば紹介してくれ。お前が友以上に好く者がどんな者か気になる
(それぞれの役目があるだけだとやや皮肉混じりになおも相手が神木の上で寝そべっていた事を責めるように言うも表情は少し穏やかで、静かに御茶を口に含んでいて。続く言葉には再び相手の背負う大刀に目を落とし「…まあ俺の場合頭脳戦になるが。……ところでその刀、少し触らせてはくれぬだろうか」湯呑をことりと置き徐に相手大刀に手を伸ばして
>天霧様
素顔ですか。…しかし俺の天霧様への尊敬の想いは偽りではありません
(小さく笑う仕草も様になるなと思いつつ、きっと相手にはなかなか素顔を見せられないだろうなと。というより相手に関しては今の己が素顔なのだろうなと思っていて。申し訳なさそうにする相手には小さく首を横に振り「いえ、こうして天霧様と行動を共にできるだけで満足故に…」次々と布団を干しながら言うが思っている以上に側近の相手とこうしていることに感情が高ぶっており気付かぬまま一番重い掛け布団をやや高所から落とすように相手に渡していて
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