語り手 2014-09-20 21:39:41 |
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>葉月
…クリーン運動?…ああ、地蔵の掃除のことか。……好物など考えたことはなかったが童の神でもあるからな。童の好きそうな物をなどどうだろう。…まあ俺はお前の好物で良いと思うぞ。要は気持ちの問題だ。
(相変わらず元気な相手に小さく苦笑を漏らしつつ問いには真剣に悩み目を伏せしばし考え込み、答えが出れば宝玉のような琥珀色の瞳を見て落ち着きある声色で淡々と述べ。「しかし、掃除とは感心だな。俺もそれに付き合わせてくれないだろうか」暇を持て余すのは嫌いな故、助けになるならと干した着物が入っていた桶を持ち上げながら問い
>天霧様
俺は意外と傲慢です。
(相手を可笑しいなどという不躾な奴がいるのかと思えば僅かに眉を潜めるも、自分の事を言われれば暦の者に対する己の態度を思い浮かべ目を伏せ短く返答するだけに留め。満面の笑みを見ればやはり優雅だなと思い、手伝いの申し出には一瞬断ろうとするも相手の気持ちを無碍にできないと「…ではお願いします。」と頭を下げ、布団が干してあるところまで来ると重たい敷布団を軽々と裏返していく。しかし華奢な相手は大丈夫だろうかと思い、高い位置に掛けてある軽い掛け布団をとっては相手に渡して
>睦月
…すまないな。男で。……しかしここは男所帯。だからという訳ではないが皆が男勝りでは何かと不都合だろう。
(からかわれたと思えば微かに声を低くし呟くもすぐにいつもの調子で堅く述べれば何気なく縁側から見える庭に目をやって。続く言葉には「…お前が其れを振るう所を見てみたい気もするが…、そう言うなら俺がその期が訪れぬよう未然に防げばいいな」きっと華麗な剣舞なのだろうとおもいを馳せつつ、団子に手を伸ばす相手を見ては極僅かに含みのある笑いを見せて
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