(突如扉が開く音がして 振り返ると二匹の狼の姿) ウル、ソラ。 お帰り (ノアは二匹の狼の元へ駆け寄ると 二匹の頭を小さな手でそっと撫で 微笑を浮かべ) ソラ、また兎とってきた? (ソラの口には血が赤黒く乾燥して毛にこびりついたむごたらしい兎の死体、それをノアに差しだし 『褒めてほめて』と尻尾を振り)