いっちゃんはわらってない、いっちゃんはないてもいない、それはわたしだ、わたしはないてわらったの、いっちゃんがおきてくれたから、いっちゃんはいつもどおりのぶっちょうづらだったよお---栞は、看護師の問いにヘラヘラ笑いながら答えたという。