胡蝶 2014-09-12 22:42:07 |
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レコードをかけるという役目を果たし、栞はお祭り後の心地良い疲労感に浸っていた。「--ねぇ。」聞き慣れた声が背後からする。そんなハズはない、でも--幼い頃から幾度となく聞いてきた声だ、聞き間違えるなど有り得ない。振り向くまでのごく短い間、葛藤していれば、目に入ったのはやはり“彼女”だった。「いっちゃん!」「大きい声出さないで、頭ガンガンする。」以前と何ら変わりないイツキの仏頂面。それさえも今は懐かしく思える。「でも…どうしてここに?」「どうしてって…目が覚めたから。ナースコール押しても看護師さん来ないし、なんか騒がしいから来てみたらこのザマ。」
((>43様
そうなのですか…残念です。貴方の文章力にはいつも脱帽していましたので…(笑)また、お時間のある時にでも覗きにきてくださませ!
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